現場を大事に
ダイナミックな
鉄鋼業の最前線で
活躍中 ダイナミックな鉄鋼業の
最前線で活躍中

製鋼部鋳造課
第一鋳造係

B.S

2020年入社
理工学部理工学科 応用化学システムコース 卒

入社の
決め手は?

入社の決め手は?

自分の成長を後押しして
くれそうな環境へチャレンジ

大学の専攻は応用化学でしたが、自分には研究職より現場に近い仕事が向いているのではと考えました。そこでいろんな業界を調べるうち、ものづくりの基盤を支える鉄鋼業界に興味を持ちました。なかでも当社は「軸受鋼で国内トップシェアを誇る高い技術力」「資源循環型社会にも貢献する鉄のリサイクル」「世界各地へ事業を展開しているグローバルな志向」という大きな強みがあり、会社とともに自分も成長できそうだと感じたのが入社の決め手です。

入社の決めて

仕事内容について

モットーは “現場主義”

製鋼部では、電気炉と呼ばれる大きな鍋で鉄スクラップを溶かし、成分を調整した後、ブルームと呼ばれる大きな鋼の塊をつくっています。そのなかで私が担当しているのは、日々の操業管理。実際に作業を行い、操業を進めるのは現場オペレーターですが、彼らが安全で効率よく作業ができるように環境を整えるのも仕事の一つです。また、工程ごとに計画通りの生産ができるようチェックしたり、品質向上のため設備や技術の改善に取り組んだりと、仕事内容はかなり幅広いですね。
技術スタッフや設備スタッフと、現場オペレーターの間に立ってマネジメントする立場なので時に難しさも感じますが、私はできるだけ現場オペレーターの要望を尊重するよう心がけています。現場オペレーターから改善してほしいところなどを聞き、実現できた時はやりがいを感じます。

現在の仕事内容

これまでの仕事で
印象に
残っていること

これまでの仕事で
印象に残っていること

1年目にして
トラブル解決のキーマンに

1年目の冬、溶かした鉄を入れる大きな鍋にトラブルがありました。当初は原因がわからず、まずは原因究明の調査をスタート。そこから分析して得られたデータをもとに操業を見直し、改善策を考えて対応していきました。最終的には鍋に使われている耐火物の形状などに不具合があることがわかり、メーカーから新しい図面を提案してもらって、設備の運用、試験まで行うことに。さらに工程のルールも一部改良するなど試行錯誤を繰り返し、半年以上かかってトラブルを解決できた時は、現場オペレーターと一緒にやりきった達成感を味わいましたね。
私の担当する工場には昔から受け継がれてきた作業方法や技術が多くありますが、新たな視点で向き合うことで改善につながるところも面白さのひとつだと思います。

これまでの仕事で印象に残っていること

今後、挑戦していきたいこと

鋳造工程の
プロフェッショナルを目指して

今後の目標は、鋳造工程におけるプロフェッショナルになること。現在担当している工程だけでなく、前工程・後工程の経験も積み、ものづくりの幅広い知識やスキルを高めたいと考えています。その点、製鋼部では製造工程の管理に加え、品質管理や設備の保全など関わることのできる範囲が広く、多くのことを学べるのが魅力です。
またグローバルな視点を持って、自分の視野をどんどん広げていくことも大切だと感じています。部長や課長はフィンランドやアメリカに駐在された経験がありますし、私も海外とのつながりを意識しつつ、英語力の強化もしていきたいですね。

社会にどんな変化をもたらす仕事に挑戦したいか

私のチーム紹介

入社後半年間は現場実習で、特殊鋼ができるプロセスを学びました。その時から現場オペレーターの方々にはお世話になっており、今では現場のどんな小さなことでも相談しあえる仲間です。
また、会社全体としては部署に関係なくフランクに話せて、活発にコミュニケーションのとれる職場だと思いますね。若手社員も多く、活気のある雰囲気です。コロナ禍でできなかった歓迎会や忘年会なども少しずつ再開され、楽しく参加しています。

私のチームメンバー紹介

OFFの日の過ごし方

男性の新入社員は独身寮に入る人が多く、そこで仲良くなった同期や先輩たちと夏はバーベキュー、冬はスノボーに出かけたりして楽しんでいます。姫路は車・交通機関のどちらでも各地へのアクセスが良く、連休の際には遠出することも。旅先で美味しいものを食べたり観光したりしてリフレッシュする時間が、仕事のモチベーションアップにもつながっています。

OFFの日の過ごし方