営業は誠実さが一番
お客様からの
『信頼』を得るため
お客様からの『信頼』を得るため
人と人との付き合いを大切に

工場見学で鉄鋼の
かっこよさに一目惚れ

小さい頃からガールスカウトで活動していた私は、就職活動のテーマとして「社会貢献」に重きを置いていました。そこで、より広く社会貢献できる業界は産業の川上にある素材メーカーではないかと考え、鉄鋼メーカーや化学メーカーを中心にチェック。当社のことはたまたま友人から教えてもらって知ったのですが、工場見学で見た鉄のダイナミックな姿に「かっこいい！」と心奪われ、この世界で働いてみたいと強く思いました。また地元・関西の企業であることや選考のなかで良い人柄の社員さんが多い会社だと感じたのも決め手になりました。

仕事内容について

性能の高い工具鋼を提案

特品グループでは特殊鋼のなかでも様々な性能を付与したステンレス鋼や工具鋼と呼ばれる鋼材を扱っています。私の仕事は、お客様である問屋や商社、ユーザーへこれらの鋼材を提案・販売すること。営業でよくイメージされる飛び込みや新規開拓ではなく、既存のお客様と信頼関係を築いていく営業が基本のスタイルです。日々こまめにお客様の元へ訪問してニーズを把握し、安定して注文をいただけるようフォローを行います。また、他にも価格交渉、見積り作成、受注・販売計画の立案、納期のフォローまで幅広い仕事を担います。
またお客様から「こんな機能を持った鋼材がないかな」と相談を受け、ニーズに当てはまる材料がない場合はお客様とタッグを組んで開発につなげることも。そして新規鋼種を開発・発表した際には、問屋や商社のお客様と一緒にユーザーであるメーカーへ訪問し、PRすることもあります。

需要と供給のバランスに
振り回された一年

私がメインで担当している工具鋼は、自動車部品を叩いて成形する鍛造と呼ばれる方法で金型(金属製の枠型)として使用されることが多い材料です。しかし入社した2020年春はコロナ禍で緊急事態宣言が発令され、自動車生産もストップして営業どころではありませんでした。一転して2020年秋に経済活動が再開されると、需要が急激に回復。受注量が工場の生産上限を超え、通常の納期通りに材料が完成しないケースも増えてしまいました。
そこで私が心がけたのは、優先順位をつけて進めることです。お客様が絶対に必要な納期をヒアリングし、できるだけ希望通りに材料を供給できるよう生産部門とも調整。なんとか間に合って納品でき、お客様に喜んでいただけた時はホッとしましたね。

結婚・出産しても自分のキャリアを築いていく

当社では若手のジョブローテーションによる能力開発を行っており、私も将来的には様々な仕事にチャレンジしたいと思っています。一方で目先の目標としてはまだまだ営業で頑張りたいという思いもあります。特にコロナ禍で対面の営業があまりできなかった分、できるだけお客様の元へ訪問して直接お話したいと考えています。
また、プライベートでは最近、結婚したばかり。いつか出産ということもあるかもしれませんが、当社では産休・育休、時短勤務の制度も整っているので安心ですね。男性社員の育休取得も増えており、制度の理解・浸透だけでなく積極的な活用も進んでいると感じます。