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2008/08/06

軸受鋼、構造用鋼鋼材の価格改定に関するお知らせ

 山陽特殊製鋼株式会社(社長 藤原信義、本社 姫路市)は、軸受鋼、構造用合金鋼、構造用炭素鋼の鋼材(棒鋼、線材、鋼管)価格を、平成20年10月1日納入分(8月契約分)から改定いたします。

 本年5月に発表いたしました価格改定(7月納入分)以降も、鉄スクラップ価格は更に高騰しており、加えてマンガン、シリコンなどの合金鉄をはじめ、諸原燃料・資材価格も更に上昇しております。そのため、需要家の負託に応え、安定して高級特殊鋼鋼材を供給していくには、再度の販売価格改定が必要であると判断いたしました。

 今回の価格改定の対象は「紐付き」および「店売り」向けの軸受鋼、構造用合金鋼、構造用炭素鋼鋼材(棒鋼、線材、鋼管)で、改定幅は1キロあたり+5円です。
 また、本年度4月の価格改定時より、複数の需要家との間で、鉄スクラップサーチャージ制の価格体系に移行しておりますが、引き続き、鉄スクラップサーチャージ制の適用を拡大してまいります。

 原燃料・資材価格の上昇に対しましては、上記の価格改定の一方で、コストダウンに努めておりますが、流通コストにつきましても、商社口銭を定率法から定額法に制度変更することにより、コスト上昇の抑制を進めております。

 なお、鉄スクラップ価格、諸原燃料・資材価格の高騰が続いた場合は、今年度第4四半期にも、さらに価格改定を行います。

以上



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