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技術・開発

2008/10/24

中国素形材子会社にて熱間縦型鍛造機 増設の竣工式を実施

 山陽特殊製鋼株式会社(社長 藤原信義、本社姫路市)では、中国の素形材製造子会社である寧波山陽特殊鋼製品有限公司(以下、NSSP社)への熱間縦型鍛造機1基の増設が完了し、その竣工式を本年10月21日に実施いたしました。

 竣工式には、当社社長 藤原 信義およびNSSP董事長 林田 晋をはじめとする役員陣、中国側の関係者など約50名が出席しました。

 中国における自動車生産の拡大に伴い、NSSP社で製造している自動車用ホイール軸受(ハブ)製品に対する需要が増加しております。
 同社では、当該製品を熱間縦型鍛造設備1基で生産しておりましたが、今後、旺盛な需要によって、生産能力の上限に達することが見込まれるため、同設備の1基増設を行いました。
 この設備の稼動により、当該製品の月間生産能力は、約20万個/月増の50万個/月に拡大します。

 今回設置が完了した鍛造設備の概要は次のとおりです。

  ・投資額 :約7億円(建屋等を含む)

  ・鍛造荷重:2,000トン

  ・生産能力:約20万個/月

  ・特長  :鍛造工程 主プレス + 副プレス工程

 当社では、今後とも素形材事業の拡大を図ってまいります。

 
【ご参考】

   1.NSSP社の概要

    ・代表者 :林田 晋(董事長 ※非常勤・山陽特殊製鋼(株)特別顧問)
           中村 秀樹(菫事 兼 総経理 ※常勤・山陽特殊製鋼(株)取締役)

    ・所在地 :中国浙江省余姚市朗霞街道新新工業区

    ・設立年月日 :平成13年8月24日

    ・事業内容 :軸受リング及び自動車産業機械部品など 素形材の製造/販売


   2.用語解説

    ①自動車用ホイール軸受(ハブ)
      自動車用ホイール軸受とは、自動車ホイール取付部の軸受を指す。

    ②鍛造荷重

      鍛造荷重とは、素材(切断片)の状態から、鍛造品の最終形状を形成時に必要な荷重の合計を指す。

 
 【竣工式の様子】

増設した縦型鍛造機

竣工式の模様

 以上



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